昨日は日勤の激務の後にそのまま当直、ほとんど眠れないまま朝を迎え寝ぼけ眼で当直室のTVにスイッチを入れるとチャンネルはNHKの朝のニュース。ここで小説「競歩王」のモデルとなった競歩の小林快選手がクローズアップされていました。
長距離ランナーとしての夢が敗れ挫折し競歩の道に入っていったとのことでした。実際、多くの競歩の選手達は長距離で結果が出ずに競歩に転向してるんですね。印象に残ったのは『(長距離を断念し競歩に転向した)その決断をした時の自分に、今適当にやったらすごくその時の自分に失礼だから』と言う言葉でした。
作者の額賀澪さんのメッセージ
『人生諦めなきゃいけないものっていっぱいあると思うんですよ。何かを頑張ったんだけど、実を結ばなかった自分ていうものをないがしろにせず大事にしててほしいし、君は逃げちゃったんだね、君は諦めちゃったんだねっていう言葉に何かこう対抗する物語として描きたかった』
疲れた朝でしたが清々しい気分に。いいもの見させてもらいました。
早速Kindleで購入。週末にゆっくり読んでみたいと思います。
別大まで後少し。市民ランナーレベルですが走れる喜びを噛み締めたいと思います。