利尻山登頂記〜北の最果ての百名山〜

最果てという言葉が好きです。1人になるのも大好きであります。いつも人とコミュニケーションを取る必要がある仕事をしているため脳が癒しを求めているのでしょうか。

そんなこんなで北の最果て、日本最北の百名山の独立峰、利尻富士こと標高1721mの利尻山に無事登ってきました😊

早朝4時に起床、宿の方に登山口の北麓野営場まで送ってもらい5時前にスタート。コース図では通常8-10時間ほどかかるみたいです。自分は山では登りは得意ですが下りは苦手、ましてやフルマラソン後の登山なのでおそらく脚がガタガタになっていると思われるため時間がかかるでしょう。このため大体のコースは時間は8時間に設定。5時からだと大体13時くらいに下山する予定としました。

野営場にはいくつかのテントが張られてました。いいなぁ😅8月終わり、しかも平日のため若干登山客も少ないようです。簡単にパンの朝食を済ませた後にスタート。最初は森の中を抜けていくため足元は土で歩きやすいのですが、高度が上がるにつれ徐々に岩が多くなってきます。6合目までは眺めは良くありませんが6合目を抜けると一気に視界が広がります。この1-2週間はずっと曇りか雨だったみたいで久しぶりの晴天らしいです。礼文島もきれいに見えます。 7合目からは胸突き八丁と言う急所。岩が多い上に急登が続きます。息も切れ切れで休み休み行きます。なんやかんやで何とか8合目まで登ると利尻富士がその全貌を明らかにしました。見た瞬間言葉を失いました。絶景だろ、これは。いやー来てよかった(まだ早いが💦)

ここまで約2時間、目の前に山頂があるのですが8合目から山頂まで同じ時間かかるようであと約2時間と考えました。確かにここからが正念場でした。昨日までの雨で地面はぬかるみ滑りやすく9合目からは逆にガレ場が続きました。あと少し〜、のところでまさかのガス発生😭やっとこさで山頂に着くと視界はイマイチで眺望もありませんでした💦でも途中まで絶景が見れたんです。よしとせねばですね😅

帰りは案の定昨日のフルマラソンの影響で脚にきておりストックを使ってやっとこさの下山。若者達にガンガン抜かれましたが何とか12時過ぎには下山😌コースタイムは7時間ちょっとでした。

山頂はガスがかかってましたが利尻山は非常に印象に残る山でした。東の最果ての百名山、羅臼岳に匹敵しますね。

さぁ明日は朝早くフェリーに乗って帰途に着きます。まだまだ北海道には未練があるけど家族置いて来てるんでさすがに帰らないとですね😅

写真は日本の名水100選に選ばれている甘露泉水。3合目付近にありますが最高に美味しかったです。この湧水が海に流れ出て昆布やうにを育てるのかと思ったら納得できました。