大分市内に入ってくると追い風は止み25km付近からは横風や軽い向かい風を受けながら進む。ただこの辺はホームであり勝手を知っているため風を計算しながらコース取りして通過していく。最後の折り返しは向かい風だな、どういう風に走ろうか、など今後のレース展開考えていたら突然「パパ頑張れ〜！」のママさん声。応援いけるか分からないとのことで期待してなかったので嬉しいサプライズになりました。ありがとう。そうだ、せっかくの地元のレースだから楽しまないと😅
俄然やる気が出てきたがペースは上げすぎずに予定通り4:25/kmで進む。市内中心部を抜けると右手にゴールの陸上競技場が見えてくる。ちょうど29km付近。ここでゴールを知らせる号砲が鳴った。時計を見ると2:09くらい。誰が先頭か？また追い風を受けているのでこのままのペースで行くと自己ベストは出そう。ここから折り返しの35kmまでペースを落とさずに、無理し過ぎないように足を運んでいった。やはり追い風は飛ばしたくなるためここも我慢が、必要である。前半から追い風を受けて飛ばしすぎたランナーは失速していたものと思われ、かなり上位の番号のランナーでも苦しそうに歩を進めていた。
35kmの折り返しまできた。後7km、最後の力を振り絞ろう、と折り返した瞬間。体験したことがない向かい風が❗️ペースをあげようとしても進まず4:45/kmまで落ちるが何とか粘る。おもわず前のランナーの後ろに入ろうとするも考えていることは皆同じで皆位置取りがコロコロ変わるためペースはどんどん落ちる。これはまずいと思い敢えて前に出て前のランナーを目標にして一人一人追いつくように走った。
残り2kmで国道197号に右折すると道路からの応援はさらに増え力をもらった。最後競技場に入った段階で、 3時間6分台。ベストは行ける。信じながらトラックを1周しゴール‼️
記録はグロスで3時間8分。2ヶ月前の防府を1分以上短縮。目標の自己ベストは更新した。
こうして今年の別大は終了した(続く)
