スイミーノート

おんせん県大分で活動中 フル自己ベスト2:54:59(別大マラソン2024)

道マラも走る作家さんの渾身デビュー作~颶風の王読了~

北海道から大分に戻り、夏休みとはいえ午前は家事もろもろに追われようやく一息ついているところです。やはり九州は暑いですね〜😩

最近出張する機会は大学勤務時代に比べるとめっきり減りました。でもその代わりに出かけた土地のことを深く知りたいと思うようになり、その土地にまつわる本や小説を読むようにしています。今回の北海道マラソンの遠征でも帰りの新千歳空港の書店で偶然に見つけた1冊を手に取り帰路で読みふけりました。そして先ほど読了!

www.kadokawa.co.jp

いやあ、良かった。のめり込みました。さすがは三浦綾子文学賞受賞作。JRAの賞も取っているようです。

アラフィフにさしかかると新しい体験をするには難しくなってはきますが本を読み追体験をすることは何歳になっても可能。それが今後の糧になるかもしれません。この小説もフィクションではありますがいくつかの史実が散りばめられており北海道開拓史、特に道東の根室や北海道和種馬について知るには良書であると思います。何しろ驚いたのは(最後の解説で知ったのですが)、作者が北海道マラソンに出場するランナーであること😵❗️(今回も調べさせてもらいましたが出場されてました)そして職業は羊飼い❗️(牧羊業とは書いてません。あくまで羊のそばに。素晴らしいその心意気。)

北海道が益々好きになりました。この作家さんのことも今後もフォローさせていただきます。いい読後感でした😊